PLAのアセトン耐性について
以前にABSをアセトンで表面処理するという記事を書きました。
当時は冬でしたが、暖かくなるにつれてPLAで作った部品に変化がでてきました。
まず目に付いたのは容器に入れてあるアセトンの色が赤っぽくなりました。
この時点で、あ、これPLAが溶けてるな・・・と確信。
容器を開けてフタの裏側に取り付けたパーツを見てみると
どう見ても変形してます。
若干白っぽくなっている部分もあります。
3月頃に使ったときは問題ありませんでした。
季節が変わり、気温が上がってきてアセトンの気化が促進されたことが原因だと思います。
ついでにPLAをアセトンに直接漬けたらどうなるのかテストしました。
dreamerの寸法精度を調査したときに作ったテストピースを投入。
5時間後
なんかすごいことになってます・・・。
アセトン漬けしていないものと比べるともう完全に別物になっちゃってます。
しゅごい・・・。
どうやらPLAはアセトンに弱いようです。
アセトン処理容器のパーツはABS,PLA以外のフィラメントで作り直す必要がありますね・・・。
まずはアセトンに強い素材を探すところからですか・・・。
あんまり高いフィラメントは買いたくないんですがね。