3939な3Dプリント日記

フラッシュフォージ社製3Dプリンタ「dreamer」で製作したものを紹介。問題点や改善点の考察など。

ABSの表面をツルツルに アセトン処理してみた

ABSでプリントしたものをアセトンで表面処理するとツルツルテカテカになると知って早速試してみました。

 

アセトンとは第4類の有機溶剤で除光液などの主成分です。

常温で気化するのでケースに入れて密閉することでABSをよく溶かすようです。

 

 

PEなら溶けないようなのでホームセンターでケースを探してきました。

 

完成したケースがこちらですが製作過程も紹介していきます。

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某掲示板でアセトンは空気より重いので下に溜まってしまうという情報を入手したので

買ってきたケースにファンを取り付けることに。

40mm x 40mmの小さいUSBファンを買ってきました。

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保護金具は邪魔なので外します。

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いつものようにデザインスパークでファン取り付け用のパーツデータを作ってプリント。

ABSだと溶けてしまうのでPLAで。

なべねじの在庫がなかったので皿ねじで代用。

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ケーブルをフタに通した後で密閉するためのパーツ

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ケースのフタにUSBケーブルが通る穴とねじ穴を開けます。

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USBケーブルを通し

密閉するために1mmくらい厚みのある両面テープで全周を埋めます。

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フタに取り付けるとこのようになります。

これだとまだケーブル穴に隙間があるので次へ

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分割しておいたパーツをセットして

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セメダインで穴を埋めます。

これでほぼ完全に密封できたはずです。f:id:takauvi:20170108160023j:plain

 

フタの内側のファンはこのようになっています。

ファンを縦に取り付けてPLAで作った冶具で風の方向を90度変えます。

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ケースはできたので次に

ケースの中の台を作りました。

ねじが足になっていて10mmくらい浮いています。

取っ手も付けておきました。

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アセトンはamazonで購入。2Lで1600円ちょっと。

アセトンの缶の底が最初からつぶれていました。

輸送箱は潰れていなかったので梱包前に落としたのでしょうか?

漏れていないので気にしないことにします。

ここからスポイトでケースへ注ぎます。

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ABSでプリントしたメタモンを使って実験します。

アルミホイルを敷いておくと後ではがしやすいようです。

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 スポイトで50mlくらいのアセトンをケースに入れてメタモンを入れてフタをします。

USBをPCに挿してファンが回ってる事を確認して放置します。

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30分後

表面の積層がまったく見えなくなりツルツルになりました。

取り出してからしばらくは表面が柔らかく、ぷにぷにしています。

完全に固まるまでは数時間かかりました。

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処理前と比べると口の造形がほぼ消えています。

細かい造形はアセトン処理によって消えてしまうようです。