3939な3Dプリント日記

フラッシュフォージ社製3Dプリンタ「dreamer」で製作したものを紹介。問題点や改善点の考察など。

3Mのプラットフォームシートを試してみた

3Dプリンターを扱うにあたってよくある悩み

「1層目が定着しない」

これが結構大きな問題になります。

1層目がプリントできないとその後の積層はできないので当然ですが。

特にABSの場合は1層目の定着が弱いと反ってしまいます。

 

プラットフォームの材質も機種によって違いがあり、金属だったりガラスだったり。

その上にポリイミドテープ(カプトンテープ)やマスキングテープを貼ったりして、とにかく吸着力を上げようと先人たちが奮闘してきました。

 

私も先人の知恵を借りて3Mのブルーテープを貼って、その上にスティックのりを塗ることで定着力の増強をしていました。

しかし、プリントして造形物をはがす時にブルーテープも一緒に破れてしまって、毎回貼り直すはめに。

 

そんな中、3Mから新しい製品が発売されました。

これ。

発売直後は在庫切れになるほどでした。

それだけ3Dプリンター保有者は同じ悩みを抱えていたということですね。

私は初動に乗り遅れてしまって購入できたのは1か月以上も後でした。

 

実際に使用してみると・・・

まず、Doreamerのプラットフォームは横幅があり、シートで全てを覆うことは出来ませんでした。

また、貼り付け面が傷だらけだったので空気が入ってしまいました。

f:id:takauvi:20161211122932j:plain

購入直後の綺麗な状態なら空気が入らずに綺麗に貼れると思います。

すでに傷がついている場合はやすり掛けをして表面の凹凸を無くしてから貼りましょう。

 

気を取り直してプリントしました。

f:id:takauvi:20161211123256j:plain

フシギダネ

ブルーテープ+スティックのり と大差ない吸着力を発揮してくれました。

 

今までの方法では、定着面に細かい凸凹を作ることで吸着力をあげるという観点からブルーテープ等の方法がとられてきました。

しかし、今回の3Mプラットフォームシートは表面がツルツルなのに高い吸着力を実現しています。

 

造形物の底面もツルツルで綺麗です。

 

そして、ブルーテープの課題であった1度使うと剥がす時に破れてしまう問題。

このシートはその問題を解決してくれました。

10回程度プリントをしましたが、まだまだ使えそうです。

 

商品説明では、プリント後は簡単にはがすことができると謳っていますが、結構強く定着していてスクレーパーを使用しないと取れません。

(形状によっては簡単にはがすことができます)

 

3枚入りなので1枚当たり600円くらいです。

コストパフォーマンス的にはブルーテープのほうが優秀かもしれませんが利便性では3Mプラットフォームシートの圧勝といったところでしょうか。

結構おすすめです。