フィラメントの保管 フィラメントは湿度に弱い?
先日、しばらく使っていなかったフィラメントでプリントしたらヒートベッドに全く定着せず、まともにプリントできなくなっていた。
原因を調べてみると、どうやらフィラメントが湿気を吸って劣化してしまったらしい・・・。
基本的に、長時間使用しない場合は乾燥材を入れて密閉しておく必要があるようで、フィラメントの注意書きにもその旨が明記されていた。
これはいけないと思い、早速保管用のケースを探した結果
amazonでドライボックスなるものを発見。
庫内に湿度計がついていて管理が楽そうだったので購入。
ケースの中に除湿剤と乾燥剤(シリカゲル)を入れて
常に乾燥した状態を保つ。
梅雨時の場合、2,3回の開封でシリカゲルが力尽きるようだ。
力尽きたシリカゲルは青色のツブツブがピンクに変色する。
左が湿気を吸っていないシリカゲル
右が湿気を吸ってピンクに変色したシリカゲル
しかし、このシリカゲル
電子レンジで2~3分加熱すると再び青色に戻り再利用可能!
使い捨てだと思い込んでいた為、少し多めに購入してしまったが杞憂だったようだ。
湿気を吸ったフィラメントをケースの中に入れて放置しておけば復活するのではないかと思ったがそんなことはなかった・・・。
湿気で劣化したフィラメントを復活させる機器も販売されているが高額なためフィラメントを買い直したほうがいい。
3Dプリンター購入を検討している方、購入済みだけど保管方法がおざなりな方、保管ケースは必須ですよ!